Sustained Ventricular Tachycardia Secondary to R- 心臓手術後の一時的な心室外膜ペースメーカーのアンダーセンシングによる持続性心室頻拍。心臓手術後の一時的な心室外膜ペースメーカー機能低下によるon-T現象

on-T現象とは、心室脱分極が前拍の再分極に重畳して起こる心室期外収縮のことです。1 稀ではありますが、心室性不整脈を引き起こし、心停止に至ることもあります。 ペースメーカーを装着している患者では、R-on-T現象はペースメーカーのアンダーセンスなど複数の原因が考えられます2,3。ここに紹介する画像は、心臓手術後数日の集中治療室でのテレメトリから撮影したものです。 この画像は、2つの不適切な心室ペーシングスパイクがT波上に落ちていることを示しており、1つ目は “a”、2つ目は “b “とラベル付けされている。 ペーシングスパイクaはT波の後に固有のQRSコンプレックスに落ちる。 心肺蘇生と除細動の後、灌流リズムが再開された。 手術中に一時的に心外膜ペースメーカーを装着した患者において、周術期に見られる不適切なペーシングスパイクは、しばしばペースメーカーのアンダーセンスに起因する3。不適切な心室ペーシングスパイクは、QRS複合の終了後T波の終了前に遠隔測定または心電図モニターに現れ、灌流リズムの喪失を伴うことがある。 患者の臨床的位置にかかわらず、ペースメーカーのレートを固有心拍数より上げることができる。これにより固有リズムが抑制され、R-on-T現象につながる不適切なペーシングの可能性を排除することができる。 あるいは,患者が灌流リズムを心室ペーシングに依存していない場合は,ペースメーカーのトラブルシューティング中にリードを切断することもできる。 麻酔科医は不適切なペーシングを止めた後、ペースメーカーの拍動が心臓の電気捕捉を引き起こす最低値まで出力を下げ、ペーシングスパイクが内在するQRS複合体によって抑制されるまで設定感度を上げることができる1-3

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